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全国少年少女大会・リーダー研修会

7月29日から81日までの4日間、全国から天城山荘に集まってきた約170名の中高生と共に、「和解への旅路」について考えました。講師として心がけたのは、どんな言葉を投げかけるにしろ、決してごまかさないことでした。大会初日の開会礼拝メッセージの冒頭で、私は少年少女たちに三つのお願いをしました。それは、1)分かっていないのに、分かったつもりにならない、2)分かったふりをしない、3)すぐにスッキリしようとしない(現時点で答えが見つからないことは、課題として心に留めておく)、でした。しかし、これらのことは、そのまま講師である自分自身への言葉でもありました。  今回私にとっての最大のチャレンジは、「和解」の深さと拡がりについて、少年少女たちに感じ取ってもらうことでした。1)ルワンダなど、世界の暴力紛争の現場における和解、2)日本が大きな苦しみを与えてきたアジア諸国の人々との和解、3)家庭、学校、教会、地域社会など、日常生活の様々な現場における関係修復の課題としての和解..... これら一つ一つの問題の根源である人間の罪の恐ろしさを見つめたうえで、イエス・キリストを通しての罪の赦しと和解のみわざ(神様と人間との和解)について、そして、神様が私たちに委ねて下さった人間同士の和解の働きについて考えました。  

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耳を塞ぎたくなるような事実を突きつけられ、また、自らの心の内の闇を見つめるように迫られた多くの少年少女がショックを受けたことは間違いありません。しかし、大虐殺によって想像を絶するほどの深い傷を負わされながらも、赦しと和解の道を歩んでいるルワンダの人々がいることを知らされた少年少女たちは、暗闇の中に希望の光が輝いていることを感じ取ってくれたようです。 参加一人一人の感想を読ませていただき、それぞれがこの大会を通して様々なことを問われ、様々な決断へと導かれたこと知り、嬉しく思いました。(もちろん、そのような決断へと導かれた背後には、「隣人と出会う旅」をはじめ、本大会に参加する前に既に与えられていた様々な出会いがあることは言うまでもありません。)ホームレス自立支援に参加する事を決断した者、看護師になろうと決心した者、将来韓国や中国との関係を良くしていくために何らかの働きをしたいとの思いを強めた者、アラビア語の勉強が出来る高校へ進学し、将来イスラム教とキリスト教の間にある誤解を解くために働いていきたいとの思いが与えられた者、貧困にあえぐ途上国の人々の生活向上のために働くことを決意した者、赦せないと思っている人と向き合っていこうと決意した者、もう自分を人と比べることを止め、自分らしく生きていこうと決心した者、イエス・キリストを信じる信仰へと導かれた者、牧師になり、神様と人に仕えていくことを決意した者....   大会に講師として参加する機会を与えてくださったバプテスト連盟青少年専門委員会の皆さん、特に酒巻宏明先生に感謝します。私も中高生の瑞々しい感性に触れ、大いに刺激を受け、励まされました。また何年か後に声をかけて下さるのであれば、喜んで参加させていただきます!(8月24日記)  

 

浦和での一日(7月27日)

今日は823日、ルワンダの首都キガリは快晴です。ルワンダに帰ってきて2週間が過ぎ、日本滞在中に溜まっていたこまごまとした業務もほぼ片が付きました。実は今、某放送局のドキュメンタリー製作チームが「償いのプロジェクト」の現場に張り付いて取材をしているため、キガリと現場のあるキレヘ郡(片道車で約2時間半)を往復することが多くなっています。

 

 

3日前に長女の萌(高2)が夏休みに滞在していた日本から帰ってきました。今回は、4回飛行機を乗り継いで来なければならなかったため、無事予定通り到着できるか少し心配だったのですが、何と、萌もスーツケースも予定よりも3時間以上早く到着しました。私は夜7時頃帰宅したのですが、空港から自力で帰ってきた萌と自宅の門の前で出くわし、とても驚きました。全てを神様が守って下さったことに感謝します。

 

 

この「和之の出会いに乾杯」は今日明日で終了し、「千の丘の国から」というルワンダ滞在記のブログを立ち上げる予定です。妻の恵が生活者の視点からあれこれと書きとめていくブログも併設したいと考えていますのでご期待下さい。

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ということで、2ヶ月に渡った日本滞在最後の一週間のことを書きとめておこうと思います。727日(日曜日)は3年ぶりにバプテスト連盟浦和教会を訪ね、教会の皆さんと再会することが出来ました。朝の第一礼拝と第二礼拝でのメッセージ、教会学校青年科でのお話、そして、午後の活動報告会と盛りだくさんのプログラムを組んで下さいました。第一礼拝と午後の報告会には、加藤牧師夫妻はじめ、川越教会からも数名が駆けつけて下さり感激しました。  

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私は報告会や礼拝のメッセージなどで、ルワンダで出会ってきた人々の話をさせていただきます。そんなとき、内から何かが込み上げてきて、言葉を続けられなくなってしまうことがたまにあるのですが、浦和教会でもそんなことが2回ほどありました。妻からは「佐々木さんまた泣いていると思われたんじゃないの?」となかば呆れられましたが、でも、涙なしでは語れないということもありますよね。  

そんなわけで、プログラムが全て終了したときには疲れがどっと出ましたが、柴田牧師から夕食のお誘いを受け、10名程度で笑いあり涙あり(このときは、もっぱら涙しておられたのはHさんでしたが....)の語らいの時間を持たせていただきました。浦和教会の皆さん、充実の一日をありがとうございました。(8月23日記) 

  

「受け継ぐ会」の希望

北京オリンピックが開幕しましたね。こちらは衛星放送でしか見ることができないのですが、昨日車を運転していたときにBBCのラジオ放送で開幕の様子を聴きました。実は、私の兄がヨット代表のヘッドコーチとして北京オリンピックに参加しています。ヨット競技は青島(チンタオ)であるそうです。 
 
ルワンダに戻って4日目。昨日はREACHの事務所で雑務をして過ごしました。夜は、スタッフ4名が、Welcome back to Rwanda!ということで、私と家族を郊外のルワンダ料理屋に招待してくれました。いただいた料理はギサフリヤというバナナ、鶏、ナス等の野菜のごった煮で、とってもおいしかったです。 


今日は土曜日ということで、自宅で過去2ヶ月間たまりにたまった雑務をしながら過ごしています。月曜からはまたいろいろと忙しくなりますので、その前に何とか日本滞在記のブログを書き終えたいと思っています。時間切れになってしまうかもしれませんが、その時はご容赦下さい。 
 まずは、「撫順の奇跡を受け継ぐ会」(リンクはここ)の報告集会に参加した時のことから書き始めます。7月25日、広島YMCAで報告集会をした翌朝、私は東京にとんぼ返りしました。それは、「撫順の奇跡を受け継ぐ会」(以下、「受け継ぐ会」)の報告集会で、中国帰還者連絡会(中帰連)の元事務局長である高橋哲朗さんの証言をお聞きするためでした。  私はウブムエ第10号で、ルワンダの罪責と和解をめぐる課題が、私たち日本人にとっての罪責と和解の課題と重なっていることを指摘しました。特に、戦争やジェノサイドなどの集団暴力に荷担した加害者が個人の罪責を認めかつ担いつつ生きるという、非常に困難な課題にどう向き合っていくかという問題です。「私が出会ってきた虐殺加害者の罪責告白の多くは、「政府に命令されたからやった」、「俺よりももっとひどいことをやった連中がいる」というように、自己責任の矮小化と他者への責任転嫁という共通の特徴を持っています。しかしこれは、旧日本軍による数々の残虐行為が、「天皇の命令の下にやったこと」、「一人ではなく、皆でやったこと」として片付けられ、戦後、個人の罪責がほとんど問われてこなかったという罪責否認の問題とピタリと重なるのです。 


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「受け継ぐ会」東京支部の証言集会の後で
前列中央が証言者の高橋哲朗さん、向って右隣りは中帰連メンバーの金子安次さん


 中帰連の元日本軍兵士の方々は、中国は撫順の戦犯管理所での拘留生活の後、罪を赦されて帰国して以来、一貫して「過去の罪を告白して、中国人民に謝罪する」認罪運動を展開してこられました。その方々が良心を回復し、罪責告白に至った背景には、中国共産党の政策とはいえ、かつて「犬畜生同様に虐待し、財を奪い、焼き、殺して来た」(中期連ホームぺージ)中国人に、戦犯でありながらも厚遇されたこと、そして、それに対する驚きがあったということです。赦されるべきでない自分たちが赦されたからこそ、日本では数少ない、旧日本軍による加害の語り部として、あらゆる妨害や中傷にもめげずに、反戦平和、日中友好を訴え続けてこられたのでした。 
 

私が中帰連のことを知ったのは、1990年代に雑誌『世界』で連載された、野田正彰氏(精神科医 関西学院大学教授)の「戦争と罪責」(後に岩波書店から『戦争と罪責』として出版)を通してでした。ルワンダで修復的正義を通しての和解の働きにたずさわるようになってから、さらに「撫順の奇跡」について深く知りたいと思っていた矢先に、「受け継ぐ会」の活動に参加されている京野さやこさんにルワンダで会うことができたのでした。京野さんは、ブラッドフォード大学平和学部の修士課程を終え、ルワンダの統合と和解委員会でインターンをされていたのですが、たまたまキガリ市のスーパーマーケットで出会った私の友人から私のことを聞き、連絡を取ってくれたのでした。そして、私の現場に彼女を案内し、いろいろと話をする中で、「受け継ぐ会」のことをより詳しく聞くことができました。そして、中帰連の方々の命がけの闘いが、若い世代に確かに受け継がれていることを知り、何とも言えぬ感動を覚えたのでした。 


今回の日本滞在中、京野さんのおはからいでまず「受け継ぐ会」のメンバー数名と西荻窪で語らう時が与えられました(7月18日付ブログ参照)。そして、そこに駆けつけてくださった荒川美智代さん(撫順の奇跡を受け継ぐ会本部事務局)から7月26日に中帰連最後の事務局長である高橋哲朗さんの証言集会が開かれることを知らされ、直接お話をお聴きするために参加したのでした。 


証言集会では、まず『泥にまみれた靴で −未来へつなぐ証言 侵略戦争−』(日本中国友好協会 2007年7月製作 リンクはここ)というDVDを視聴しました。このDVDでは1931年から15年間に及んだ侵略戦争で加害者となった計5名の元日本軍兵士の方々が、いかに戦場で人間性を奪われていったのかを、数々の残虐行為の詳細とともに克明に語っておられます。そして、6年間の戦犯管理所で人道的な扱いを受ける中で、少しずつ「悲しむ力」を取り戻し、罪赦されて日本に帰還した後、どのような思いで自らの加害行為を証言してきたのかについて語っておられる、心揺さぶられるドキュメンタリーでした。この5名の証言者のうち、現在も存命なのは1名のみです。教会や学校で戦争と平和について学習会を計画されている皆さん、ぜひこのDVDを購入されて一人でも多くの子どもたち・若者たちに見せて下さい。命がけで日本軍による加害を語り継ぎ、反戦平和を訴えた方々が残してくださったものを、私たちは決して無駄にしてはならないと思います。 


DVD鑑賞の後、高橋哲朗さんの証言をお聴きしました。元日本軍兵士の方から直接加害についてのお話を聴くことは初めての体験でしたので、高橋さんが語り始められたときには思わず息を呑みました。まずシベリヤでの抑留生活について、そしてその後、中国・撫順市にある戦犯管理所に移送されてきてからの様子について語られました。ご自身は第59師団の司令部勤務で、一発も銃を発射せず一人も殺さないまま終戦を迎えられたとのことですが、所属された司令部による作戦行動により、多数の中国人一般市民の命が犠牲になったことへの責任を自覚するに至るまでの体験を淡々と語って下さいました。「自分自身の中にある中国の人々への差別意識を取り除くのに6年間を必要とした」という言葉が印象に残りました。予定されていた閉会時間が過ぎてからも、「これから本題に入ります」と言われて、熱っぽく語り続けられた高橋さん。その姿に、「あの過ちを繰り返してはならない」と、命がけで訴え続けてきた一人の人間の気迫を感じました。 
 

証言集会の後、会場近くの喫茶店で高橋さんと直接お話する機会に恵まれました。私は、ジェノサイドが起きたルワンダで癒しと和解の活動に関わる者として、どんなに中帰連の皆さんの存在に励まされているか、そして、中帰連の活動が「受け継ぐ会」の若い世代の人たちに受け継がれたことに希望をもらっていることをお伝えしました。そして、ルワンダでも虐殺加害者のひとり一人が罪に向き合い、償いの人生を歩んでいくということが、被害者による赦しに勝るとも劣らないくらい難しいと感じていることをお伝えしました。それに対して高橋さんは、「我々も中国の人たちがまず赦してくれなければ、決して自分たちの罪を認めることはできなかったでしょう...」と言われました。「赦し」をどう定義するかは難しい問題ですが、高橋さんが証言の中で言われていたように、人間は「厳しさの中にも優しい」扱いを受けることによって、自分を守るために冷たく固くなってしまった心が溶かされてこそ、自分が犯した罪の深さを悟り始めるのだと、あらためて思わされました。


ウブムエ第10号でも書いたことですが、ルワンダで真の認罪に至ることのできる虐殺加害者は少数者に過ぎないかもしれません。赦しに至ることのできる被害者も決して多くはないかもしれません。しかし、それを成し遂げた人々は、希望の証人として、暗闇の中に光を放ち続けるでしょう。そして、中帰連の取り組みが「受け継ぐ会」の若い世代によってしっかりと受け継がれたように、ルワンダでもその希望は次の世代によって受け継がれ、暗闇の中に光を放ち続けることでしょう。私がREACHで取り組んでいる働きは、それらの希望の証人たちと出会い、彼・彼女らを励ますことであると共に、彼・彼女らが証している希望を若い世代の人たちにしっかりと引き継いでいくことなのです。高橋さんとの出会い、そして、「受け継ぐ会」の人々と本当に貴重な語らいを持たせていただくなかで、このことを確信することができました。このような素敵な出会いへと導いてくれた京野さやこさんと荒川美智代さん、そして、貴重な時間を割いてお話し下さった高橋哲朗さんに心から感謝します。私も「受け継ぐ会」に入りました!どうぞこれからもよろしくお願いいたします。(8月9日記) 
   

  

ルワンダに帰ってきました!

昨日(8月6日)、 ルワンダに帰ってきました!今回は乗り継ぎもまずまずで、成田出発からキガリ到着までの所要時間は約26時間、ほぼ定刻通りの到着でした。荷物もすべて出てきました!私の家族(恵、仁、共喜)とREACHのフィルバート・カリサさんが空港で出迎えてくれ、二ヶ月ぶりの再会を喜びました。蒸し暑い日本から帰ってくると、ルワンダの温暖で比較的乾燥している気候は快適そのものです。今日は仕事を休ませてもらって、家で電子メールの返事を書いたり、犬や猫と遊んだり、子どもたちとテニスをしにいったりしてのんびり過ごしました。

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   家族でさっそくルワンダ料理を食べに行きました!  (仁は朝からテニスで不在。萌は今、北九州にいます。)

 

 

6月7日の到着から85日の出国まで、とってもハードな2ヶ月間でした。訪れた場所は1都11県(埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、石川、広島、福岡、長崎、熊本、宮崎) 、報告・講演・教会でのメッセージなど、内容や時間の長短は異なりますが、お話させていただいた教会、学校、大学、施設の数は38箇所、回数では何と65回にのぼりました。泊まる場所も日によって異なり(時にはネットカフェや駅ビルのスパにも泊まりました。宿泊数から言うと、一番お世話になったのは洋光台教会ですが….)、暑い中荷物を持っての移動も大変でしたので(最後には荷物がずっしり重く感じるようになりました….)、最後まで体力・気力が持つか心配でしたが、何とか「2008年全国巡業」(これは吉高事務局長が名付けたもので、最初は随分大げさに思ったのですが、終わってみるとまさに巡業でした)を燃え尽きずに終えることが出来ました。 

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         ルワンダ料理のランチのアップ           お値段は日本円で約250円

 

 

3年間、祈りつつご支援下さった皆さんお一人お一人と出会い、ルワンダでの活動について率直にご報告できたことをとても嬉しく思います。顔と顔を合わせ、言葉を交わした皆さんからの支援、励ましの言葉、お祈りが、現場で働く私たちにとって何よりの支えです。そういった意味で、今回の巡業により、第2期を進めていくために必要な力を皆さんから受け取ることができました。 日本でご支援くださっている皆さんへの活動報告の機会が与えられたことと共に、今回とても嬉しかったのは、私よりも若い世代の人たちにルワンダのことを伝え、語り合う機会に恵まれたことです。その全てについてここでご報告することはできませんが、「平和のキルト」を贈ってくれた北陸学院中高の生徒達との再会(78日付ブログ参照)、3年間、毎日のようにルワンダのために祈ってくれた関東学院三春台小学校の児童との交流、『ホテル・ルワンダ』の上映会開催をはじめ、ルワンダについて学びを深めながら、ルワンダ訪問を計画されているバプテスト連盟西九州地方連合青年会の皆さんとの出会い、バプテスト連盟福岡・北九州合同青年修養会の参加者の皆さんとの夜更けまでの語らいの時(620日付ブログ参照)、西南学院大学法学部松隈ゼミの皆さんとの交流会、立教女学院高2B組の皆さんとの特別授業を通しての交流(714日付ブログ参照)、クッキーを皆で作り、バザーで売った収益をルワンダのために献げてくれた関東学院野庭幼稚園の子どもたちとの出会い(718日付ブログ参照)、友人の京野さやこさんの計らいで実現した「撫順の奇跡を受け継ぐ会」の皆さんとの終電直前までの語らいの時(718日付ブログ参照)、そして、バプテスト連盟全国少年少女大会のため天城山荘に集った約170名の中高生と「和解への旅路」をテーマに共に考えた濃密な4日間。どれもこれも、私にとってはとても嬉しく、楽しく、希望をもらった出会いでした。いつかまた皆さんとの再会の時が与えられることを心から祈ります。 

 

 

私たちが進めるルワンダでの活動は、息の長い地道な取り組みです。時には立ち止まったり、後戻りせざるを得ないこともあります。それは、和解への旅を歩み始めたルワンダの人々自身が主役であり、その旅は、とても難しく痛みを伴うプロセスだからです。その困難な旅を続ける人々の伴走をすることが私たちの役割です。とても難しく、センシティブで時間のかかることですから、政府、企業、財団などからの献金に頼って進めていくことはできません。それは、そのような比較的大口の資金(そしてそれは、往々にして継続性の無いものですが)による活動は、何らかの目に見えるプロジェクトを回していくことが重要課題になってしまう危険をはらむものだからです。ですから、活動の主旨を理解し、祈りつつ、辛抱強く関わりを続けて下さる皆さんのご支援が不可欠です。第2期の今後3年間、現地での活動をREACHの仲間たちと共に更に深め、拡げていきたいと願っています。どうかこれからも引き続きご支援をよろしくお願いいたします。そして、更に支援の輪が拡がっていくように、皆さんの身の回りの人々にこの「ルワンダ 平和と和解プロジェクト」をぜひご紹介ください!(87日記)     

 

エチオピアの空港から

今、現地時間で8月6日の朝8時半。エチオピアのアジスアベバ空港のカフェでパソコンに向かっています。キガリ行の飛行機搭乗まであと2時間です。空港と言えども、ここは8年以上生活したことのあるエチオピア。何かとても懐かしいです。バンコクからアジスアベバに到着してから3時間になりますが、免税店の売り子のお姉さんたちやカフェの店員たちとお喋りしたり、成田空港で買込んだ文庫本を読んだりして楽しく過ごしました。しばらくしたら、エチオピア料理を食べてから飛行機に乗り込みます。

 

日本滞在最後の10日間、目の回る忙しさだったため、ブログを更新出来ませんでした。とっても密度の濃い10日でしたので、書き留めておきたいこと、皆さんにお伝えしたいことが山ほどありますが、まずは7月18日のNCC対話集会(7月18日付けブログ参照)で出会った中川春野さんからしばらく前にいただいたお便りと、彼女が関わっている日の丸・君が代訴訟及び非暴力コミュニケーションに関する情報を掲載します。

 

佐々木さま

 

メールありがとうございました。あの集まりは、本当に勇気付けられるもので

した。佐々木さんのお働き自体のもたらす希望でもありますが、あの場にあれ

だけのクリスチャンが「なんとか暴力構造とは全く異なる、平和構造の社会を

つくりたい!」と具体的な願いを持って集まっていらっしゃる姿、その願いを

共に祈ったり歌ったりできたことが本当に大きな恵みでした。

 

さて、私の訴訟を御紹介くださっているとのこと感謝します。私自身、「裁

判」という争いの形式になじめず、ほとんど落ちこぼれ事務局員ですが、中心

になって頑張ってくださっている先生方は、必死に教育現場を上意下達の権力

構造の場から、教員同士、教員と生徒、地域や保護者、互いが互いの主体性を

尊重しつつ人間が人間としてかかわりあいながら育ってゆく場に取り戻そうと

しています。

 

ウェブサイトを、とのことですが、3つ紹介させてください。

 

1.予防訴訟をすすめる会

http://homepage3.nifty.com/yobousoshou/index.htm

これは、ずばり私が原告になっている裁判の支援サイトです。日の丸君が代関

係では400人という前代未聞の大原告団(もちろん、全員都立学校教員)がおこ

している裁判ですが、現職教員が事務局をやっているため、サイトのアップ

デートにはなかなか手が回っていない状況です。

 

2.東京「日の丸・君が代」強制反対裁判をすすめる会

http://kyouseihantai.cocolog-nifty.com/susumerukai/

これは、小・中学校(義務教育)の先生や、音楽の先生、前任校で来賓として招

かれた式場でとった言動で処分された先生など、個人個人で日の丸君が代強制

の力に抗っておられる方々の裁判を支援するサイトです。われわれも協力関係

にあります。

 

3.都教委包囲首都圏ネット

http://kenken.cscblog.jp/

これは、日の丸君が代強制にかぎらず、都教委や石原都政がとっている政策の

問題点を指摘して、主に抗議の申し入れや包囲行動をリードしている団体で

す。今チラッとのぞいたら、ウェブサイトは最もsophisticatedで読みやすい

かも。更新もマメにされているようだし。

 

REACHのスタッフがNVC(非暴力コミュニケーション)の研修を受けられたりすると、とても素敵だと思います。既になさっていることと、たくさん重なるけれど、補い合う部分もあるはず。創始者のマーシャル自身が「自分は先人の知恵を研究して体系付けただけ で、オリジナリティを主張するつもりはない。みんな自分の文化の中にも、 NVCの言い回しや考え方があるはず!」と、他の考え方や実践にとてもオープ ンなのです。

 

ここまで書いたところで、佐々木さんのブログを拝見しました。まとめてくだ

さった報告、うんうん、そうなんだよね、どこで何をしていても私たちの課題

は同じなんだよね、と激しくうなずいてしまいました。

それでは、これからもよろしく。また楽しく飲んだり歌ったり踊ったりしま

しょう。

 

はるの

 

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

 

上記のお便りをいただいた後、日本で9月に開催される非暴力コミュニケーションの合宿ワークショップについても情報を送っていただきました。とても興味深い内容ですので、ウェッブサイト(http://www.rakusa.com/NVC_Workshop.html)をチェックしてみて下さい。それでは(8月6日記)


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