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投稿者 : megumi 投稿日時: 2008-09-23 04:20:50 (3917 ヒット)

皆様、お元気でお過ごしですか、佐々木恵です。

今まで、和之のブログを応援する形で参加していましたが、今回から私も、ルワンダの生活で見たこと、聞いたこと、感じたことなどをお伝えすることになりました。和之とは違った角度で、ルワンダを、また、私たちの生活をご紹介できればと思います。

 


             【萌の旅立ちの朝に】


さて、一回目は、長女のケニアでの新しい生活についてです。

 

長女の萌(16歳)が、この9月より、ケニアの全寮制のミッションスクールで学び始めることになり、8月29日から9月2日に掛けて、ケニアに出かけてきました。これまで彼女は、キガリ・インターナショナル・コミュニティースクールという学校に、弟二人と一緒に通っていたのですが、大学進学に向けていろいろ準備をする中で、「ケニアの学校に行って、もっと自分の可能性を伸ばしたい!」と言い出したのです。それまで、このルワンダでも、ケニアのこの学校に子どもを出している宣教師の家族のことを知っていましたし、いろいろとその充実した教育環境についても聞いてはいましたが、自分の子どもを別の国で勉強させるということは考えもしないことでした。ですから、この萌の訴えに、はじめは戸惑ってしまいました。しかし、彼女の一生懸命さに押される形で、まず、いろいろと情報を集めることから始めたのですが、結局、その可能性を前向きに考えられるようになり、こうして、神様がその道を開いてくださいました。今年度は、ルワンダから、萌の親友を含む、知り合いの家族の子弟5組が、この学校に新しく通うことになり、そのことも、とても心強く感じています。

 

学校の名前は、リフトバレーアカデミー(Rift Valley Academy リンクはここ)。アフリカ大地溝帯の中に位置することからこの名前がつけられています。アフリカ各地で働く宣教師の子弟が学ぶために建てられた学校です。小学校から高校まで、約500人ほどの生徒が、先生やその他のスタッフと一緒に生活しています。学校の歴史は古く、先生の中にはこの学校を卒業したという方も幾人かおられました。場所は、首都ナイロビから北に車で1時間ほどのところにあります。かつての火口(今は、広大なサバンナとなっている)を取り囲む丘の斜面を切り開いて建てられた敷地は、子どもたちの宿舎・礼拝堂・校舎・カフェテリア・ランドリー・ジム・体育館・図書館等、施設・設備も十分に整い、子どもを安心して預けられる環境でした。私は、一人でいろいろな説明を聞き、事務手続きもこなさないといけないことに緊張していたのですが、礼拝や、子どもと離れて暮らすためのパネルディスカッション等を通して、親としてのいろいろな心配を分かち合うことができ、緊張も和らぎました。

 

ところで、生徒に韓国人が多いと言うことは聞いていたのですが、行ってみて、その多さにびっくりしました。学校側では、韓国人家族対象の説明会・学内ツアーが企画されているほどでした。ちなみに萌は、生徒500人の中のただ一人の日本人。韓国のクリスチャン人口が多いのは、周知のことですが、いかに韓国の教会がアフリカに多くの宣教師を送り出しているのかにびっくりしました。

 

ケニア以外の国から来た新入生の親たちは、子どもと一緒に学校の寄宿舎で一晩過ごした後、二日目は、いろいろと事務手続きを済ませ、夕方4時発のスクールバスで学校を後にして、ナイロビ市内に戻ったのですが、帰りのバスの中は、しばらく親のすすり泣きがあちらこちらから聞こえてきました。わたしも、萌がはきはきした元気な高校2年生とはいえ、やはり、不安や心配はつきません。まだ小さい子どもをこの学校に残して宣教地に戻る親の気持ちはいかほどでしょう・・・・。ここでの経験が一人一人のこどもたちにとって、豊かなものとなるようにと祈りたいと思います。 (つづく) 


        

               【キガリ空港からナイロビへ出発】



投稿者 : sasaki 投稿日時: 2008-09-22 20:17:24 (3850 ヒット)

今日は、大変ショッキングニュースをお伝えしなくてはなりません。ウブムエや日本での講演などでも何度もご紹介させていただいてきたアグネスさんが暴漢に襲われるという大変なことが起きました。アグネスさんは、EACH活動に積極的に参加し、女性協働グループ世話として、そして、草の根のカウンセラーとして、現場レベルの働きを担ってくれている虐殺生存genocide survivor)の女性です(ウブムエ6及び11参照)。今月9日の夜、アグネスさんが自宅夕飯準備をしていたところ、20歳前後の村の若者が顔を見せたと思ったら、突然隠し持っていた棒で顔面を殴りつけ逃走しました。私がそのニュースを聞いたのは、11日、「償いのプロジェクト」の参加対象にしたセミナー実施するためにキレヘ郡を訪ねたときのことでした。


 




  【アグネスさんのお宅を訪問して 2008年5月撮影】



 


ジェノサイド加害を裁くためのガチャチャ裁判は、6月から地域レベルの首謀者虐殺計画実行犯となった民衆動員監督をした人物)や強姦性的虐待加害に関する審理開始しました。アグネスさんを含め、キレヘ郡でEACH活動参加している虐殺生存女性たちの多くは、これらに関与したとされる重要容疑裁判証言するように求められているのです。ことに強姦などの性的暴行虐待の罪については、被害本人証言無しに立証することは困難です。そのため、脅迫買収などの手段を使って証人の口封じを試みる人々がいるのです。


 


虐殺生存暗殺されたり脅迫されたりしていることについては、報道等を通して知ってはいました。しかし、私自身が親しく付き合っている方の身に実際に起きたのは今回が初めてのため、私自身、ここ数日そのことを受け止めきれず、苦しい毎日を過ごしてきました。アグネスさんは、これまでに複数虐殺加害を赦し、罪を告白した加害被害側の家族謝罪しにいくのに付き添ってあげるなど、村の人々の和解のために尽力してきた女性です。どうしてその彼女が、ジェノサイドを生き延び、14以上経った今、再び命の危険に晒されなければならないのでしょうか。


 


アグネスさんをはじめ、EACH活動を担っている人々の多くが求めている和解は、決して犯罪をうやむやにすることによって成り立つ和解ではありません。彼・彼女らは、加害がまず自分の罪に真摯に向き合うこと、そして、謝罪の思いを深めて可能なかぎりの「償い」に取りくんでいくことを求めているのです。


 


しかし、自分の罪が暴かれないためには、虐殺生存尊厳を踏みにじり、耐え難い苦しみを与えることを厭わない人々がいるのも事実です。その人々の心に、いつかアグネスさんの赦しと和解メッセージが届く日が来るのでしょうか。


 


 




【セミナーでトラウマからの癒しについて講義するアグネスさん】



暴行事件から10日後の先週金曜日アグネスさんを再び訪ねました。私とスタッフのセレスティンさん、フィデルさん、そしてオーグスティンさんを出迎えた彼女はいつものようにほがらかでしたが、まだ顔には腫れが残っていました。彼女の家の居間に腰を下ろし、スパイスのきいた紅茶と炒りたてのピーナッツをご馳走になりながらお話をしました。




私は、「あなたのように、加害をも赦し、彼等との和解のために努力している人に攻撃の手が及んだことに衝撃を受け、それをどう受け止めて良いのか分からない」と、率直彼女自分の思いを伝えました。それに対し彼女は、「ジェノサイドの時にも生かされたように、私はいつも神様のみ手の中にあるのだと信じています」、「これまでも、何度も様々な困難直面してきましたが、いつも神様はそれらを乗り超えさせて下さいました」と、神への揺るぎのない信仰を口にしました。 


 


しかし、彼女のそのあまりに殊勝な振る舞いは長くは続きませんでした。しばらくして言葉を詰まらせ、「ウンババリレ、ウンババリレ」(神様、ごめんなさい、ごめんなさい)と言ったかと思うと、胸中を吐露しはじめたのでした。「これは、私にとって三度目の死です。1回目は、ジェノサイドの前に投獄された時、2回目はジェノサイド。 ........  夕暮れになると怖くて仕方ありません。夜もほとんど眠れないのです」と、涙ながらに語り続けました。「自分がこれからどうなってしまうか分かりません。以前のように、精神を病んで入院せざるを得なくなるかもしれません。でも、私は、ガチャチャ裁判証言をしなければなりません、そして、トラウマに苦しむ村人たちをカウンセラーとして助けてあげなければならないのです。」「そんなことにならないように、どうか祈って欲しい、そして、アメリカ日本友人たちに私のために祈ってくれるようにどうか伝えて下さい!」




私は、彼女のために祈ること、そして、私の友人達に祈ってくれるように伝えることを約束しました。どうか、命がけで和解への歩みを続けるアグネスさんのためにお祈り下さい。彼女が再び危険に晒されることが無いように、そして、彼女の心に平安回復するように。彼女への励ましのメッセージがあれば、どうかこのブログのコメントとして書き込んでいただければ幸いです。必ず皆さんのメッセージアグネスさんにお伝えします。(9月21日記



 


投稿者 : sasaki 投稿日時: 2008-09-21 23:06:05 (2701 ヒット)

ルワンダからムラーホ!


ブログ「千の丘の国から」立ち上げ間近!と予告しておきながら、ほぼ1ヶ月になってしまいました。ルワンダに帰ってきてから、目の回るような忙しさでしたが、この週末、ようやくホッと一息つくことができました。ルワンダは今月中旬から雨期に入り、週に2・3回くらいのペースで雨が降っています。ルワンダは、バナナ畑が多いため、乾期も含め年中僂豊かなのですが、雨期に入ると「アフリカのスイス」と言われるこの国がいっそう美しくなります。



    【ルワンダ ギセニ地方の景観 (丘の背後に見えるのはキブ湖)】


 


日本滞在中後半の報告集会でお伝えしたことですのでご存じの方も多いことと思いますが、しばらく中断していた「償いのプロジェクト」(労働奉仕刑を宣告されたジェノサイドの加害者が、セミナー等を通して謝罪の思いを深めつつ、被害者側の家族のために家造りをするプロジェクト)が7月中旬に本格的に再開しました。最初は100人体制で7軒の建設をする計画で再開しましたが、先週の9月16日には更に36名が加わり、現在計136名が10軒の建設のために汗を流しています。うち4軒はほぼ完成しました。


 



【日干し煉瓦を積み上げる受刑者たち】


 


複数の虐殺加害者が協力して被害者側の家族のために家を建てるなど、日本にいる皆さんには想像しにくいことであろうと思います。加害者たちがどんな表情で作業に取り組んでいるのか?それを見守る被害者側の家族の表情は?はたして両者の間で言葉が交わされることがあるのか?


プロジェクトによって生まれている被害者と加害者の間の心の交流について、これまでウブムエを通して皆さんに何度かお伝えしてきました。しかし、それはほんの断片的なものに過ぎません。嬉しいことに、このプロジェクトに関わる人々の表情や心の内を描いたドキュメンタリーがNHK衛星第一のBSドキュメンタリーという番組で放映されることになりました。約1ヶ月間現場に張り付いて撮影を続けられた製作チームが先週帰国したばかりですが、これから翻訳及び編集の作業を経て、放映は11月下旬になる見込みだとのことです。どこまで迫真のドキュメンタリーになるのか、多少不安はありますが、日本の皆さんにルワンダにおける修復的正義の取り組みを知っていただく良い機会になるのではないかと期待しています。番組名や放映日時が決まりましたらまたご連絡します。



              【完成間近の住居】


 (9月20日記)


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