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「宣教地より」

−日本バプテスト女性連合機関誌『世の光』2008.6月号−

皆さま、お元気ですか? 私たちは皆元気に、ルワンダで3回目のイースターを10日後に迎え、その2週間後、大虐殺で犠牲になった人びとの追悼週を迎えます。

1994年4月7日、前大統領搭乗機の撃墜事件の直後に大虐殺が始まりました。旧フツ族政権内部の過激派勢力がフツ族住民を煽動してツチ族の無差別殺戮を遂行したのでした。殺戮はほぼ100日間に渡り、女性や幼い子どもを含め、80万人以上のツチ族住民と虐殺に抵抗したフツ族住民が殺されました。

あれから14年、大虐殺は決して過去になっていません。今年も、新たに見つかった多くの犠牲者の亡骸が追悼週に埋葬される予定です。これらの亡骸は、過去2年間この国の全ての村々、町々で行われてきた、ガチャチャ民衆法廷でなされた加害者の証言に基づき、新たに掘り起こされたものです。

虐殺首謀者等の最も重要な被疑者を除く全ての虐殺加担者を裁くために全国に設置されたガチャチャ法廷の審理は、現在終結に向かっていますが、その結果、これまで人口の10分の1に当たる約90万人が裁かれ、その大半が有罪判決を受けたと言われています。政府は、ガチャチャ法廷で裁かれた大虐殺の実行犯に対して現行法が定める懲役刑を免除し、労働奉仕刑を科す方針を固めつつあります。それに対し、25万人の虐殺生存者の利益を代表する団体が、加害者に厳罰を科すことを要求する声明を出しました。このように緊張が高まる中、追悼週を迎えよう
としているルワンダの人びとの間に、癒し主であるキリストが立っていてくださるように、どうかお祈り下さい。

最後に、つい最近活動現場で心を揺さぶられた出来事についてお伝えします。先日、「赦しと和解」をテーマにした日本国際飢餓対策機構のドキュメンタリー制作に協力し、私たちが支援する協働グループで手工芸品製作に取り組む2人の女性にインタビューしました。そのうちの1人、デボラさんは、手工芸品作りのインストラクターとして、他の女性たちの技術向上のために働いてきた方です。お連れ合いは、虐殺に加担したとして刑務所に収監された後、獄死されました。もう1人の女性、フェレスタさんは大虐殺で夫を惨殺された虐殺生存者です。これまでの歩みや協働グループの活動についてお話を聞いた後、隣通しに座っていたお2人に、お互いへのメッセージを語ってもらいました。

デボラさんは、娘の結婚式にフェレスタさんから助けてもらったことについて感謝の言葉を述べた後、「立場は違っても、未亡人としてさまざまな困難を潜り抜けてきた者として、助け合いながら生きていきましょう」と言いました。それに対しフェレスタさんは、「私は、この四月に夫の亡骸を葬ります。その時、どうか私と一緒にいてください」と言ったのでした。

この2人の女性の和解への歩みに、新たな、そして大きな1ページが刻まれようとしています。14年間の歳月の末、愛する夫の亡骸を葬ろうとしている女性。そこに、虐殺加害者を夫として持った女性が、友として立ち会おうとしています。 私もREACHの仲間たちと共に、その場所にいたいと思います。(3月12日記)




   【フェレスタさん(左)の夫の埋葬式に立ち会ったデボラさん(右)】



 

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